3/9 「汗は自分のために、涙は仲間のために、血は国のためにながす」😭
スポンサーリンク
訓練に励んでいると、意識せずとも汗が出てきます。生理学的には体温調整のためとかいろいろ理由があるのでしょうが、この汗をかいた意味について考えることがあります。スポーツで「練習でかいた汗は裏切らない」と言われますが、訓練でも全く同じだと思います。スキルアップには汗はかかせないものだと思います。
新隊員の基本教育やレンジャー訓練など、心身ともに追いつめられる教育を修了すると自然に涙がこぼれます。その思いは複雑で、訓練を修了しほっとしたり、仲間との絆のことなど様々な感情が交じるからです。仲間と共に厳しい訓練に耐え抜いた感動を経験できるのも自衛隊ならではです。
しかし、長く自衛官を続けていくと、自分<仲間<国という考えになってくるように思えます。国のために、仲間のために、自分のために普段からなにが出来るかと考え、私は「汗は自分のために、涙は仲間のために、血は国のために」をモットーに訓練にのぞんでいました。
この言葉は、勇気、献身、そして忠誠心を表しています。汗は自己の成長と努力の結果であり、涙は他人のために感じる共感と連帯の象徴です。そして、血は祖国や共同体のために流される最も貴重なものです。
私たちが個人的な利益を超えて、共通の目的のために尽力することの重要性を教えてくれます。それぞれの行動が大切であり、私たちが一緒に協力して社会を築ることができることを思い出させてくれます。
若い隊員たちが、国のために血を流すことがないことを願っています🙏🏻