5/7 山に入る時、気を付けなければいけないのはクマ🐻やスズメバチ🐝のような危険な生物だけではありません‼ウルシやヌルデなど肌に触れるとかぶれる植物にも注意してください‼

5月3日に埼玉県長瀞町宝登山の中腹にある、埼玉森林インストラクター会が管理している「ヤマツツジ再生の丘」の整備作業に初めて参加してきました。

宝登山ロープウェイ山頂駅の南斜面にある「ヤマツツジ再生の丘」はヤマツツジが見ごろをむかえていました。ヤマツツジ再生の丘からは、皆野町や秩父高原牧場が見渡せる絶好のロケーションです。
今回は、ヤマツツジの剪定や下草刈り作業を行いました。
そんな作業中、右首筋がピリピリしだしました。

ヤマツツジに混じって生えていたヌルデを樹液に注意しながら切っていたのですが、どうやら樹液が付いてしまったようです😢
みるみるうちに患部が赤くミミズバレのように腫れあがりました。(一番上の写真)すぐに水道水で洗い、市販の軟膏薬を塗りました。その後は、かゆみや赤味も引き始め明日には治るだろうと思っていました。
ところが!翌日目覚めるとかゆみ、赤味、熱感が昨日よりはるかに増していました‼(写真を撮り忘れてた😝)
GW中で皮膚科が休診だったのでインターネットで見つけたオンライン診察を受診し、近くの調剤薬局で薬が買えるように処方してもらいました。

処方薬は、抗ヒスタミン、ステロイドの軟膏でした。この軟膏を塗るとかゆみや炎症を抑えられるとのこと。実際かゆみはだいぶ軽減されました。

発症4日目の写真です。かゆみや赤味はほとんどなくなりましたが、まだ、跡が残っています。
この薬は、ハチなどの虫刺されにも使えるそうなので、これからはこの薬を持ち歩くことにします。
かぶれをおこすヌルデやウルシは意外に身近な場所にあるので、注意してください。

ウルシの葉の写真。ウルシやヌルデを見分けられない方は、写真のように、一本の茎の左右に葉が並んで生える「羽状複葉(うじょうふくよう)」の木には近づかない方がよいとおもいます。

ツタウルシの写真。ヌルデ、ウルシ、ツタウルシでは、このツタウルシが一番毒性が強いと言われています。肌の弱い方は、近寄っただけでもかぶれることがあるそうですので特に注意が必要です。
今回の反省。ヘルメット、長袖、長ズボン、林業ブーツ、手袋を着用しての作業でもかぶれました。樹液が飛び散ったのか?樹液が付いた手袋で首を触ってしまったのか?葉っぱが首筋に触れたのか?原因はさっぱりわかりませんが、かぶれる木を扱う時は慎重に慎重を期さなければいけないと反省しています😥
もしかぶれてしまった場合は、すぐに皮膚科に受診し、薬をもらうことをお勧めします。
当スクールでは、身近にある危険植物や野草などをわかりやすく説明しながらのんびりハイキングしていますのでお気軽にお越しください☺️