1/14 憂鬱な春がもうすぐやってきます。毛呂山町のスギの花粉は今年も豊作のようです🤧
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まだまだ寒い日が続いていますが、木は着々と春の準備をはじめています。その一つがスギ花粉の飛散です。スギは風媒花という風によって花粉を飛ばし受粉させる方法をとっています。
スギやマツ、モミなどの針葉樹は風媒花が多いそうです。風媒花は虫を呼び寄せる必要がないため、きれいな花びらや甘い蜜、良い香りを持たず、雄花から花粉を飛ばし別の木の雌花まで風によって届けるという極めてシンプルな方法をとっています。この風媒花のシステムは原始的と考えるか、進化の結果と考えるか、どっちなんでしょうね。

スギの葉の先端についている米粒のようなものが雄花です。この雄花一つから200万~700万個の花粉が飛んでいくそうです!
花粉の大きさは30マイクロメートル(約0.03㎜)ととても小さいため、風に乗って遠くまで飛んでいけます。
毛呂山町のスギは今年も花粉をたくさんつけていますので、花粉症の方は早めに準備をしてください。