5/18 「訓練は実戦のように。実戦は訓練のように」これは、自衛隊で教えられたことの一つです。私がサバイバル教官を務めていた時も、この教えのもとに、できるだけ実際に近い環境で訓練をしました。自衛隊の場合は、通常の遭難等のサバイバルに加え、敵のいる状態でのサバイバル能力も必要になってきます。敵のいる環境では生存のために必要な対応に制限が出てきます。状況に応じ、臨機な取捨選択が大切になります。このためには、普段の訓練で経験を積み、選択肢を増やすことが重要です🤔

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落ち葉や枝で作ったデブリハット。雨風を防いでくれるので体温を保つことができる。

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5/15 登山に使う地図についてお話します。登山に使える地図は、国土地理院が作っている「1/25000 地形図」と出版社登山に特化して作った「登山地図」、スマホアプリなどの「デジタルマップ」などがあります。それぞれの特徴は、等高線や記号などで地形の詳細が一番わかるのは「地形図」です。しかし、地形図が読めるようになるには多くの経験が必要になります。「登山地図」は、地形図に登山道や道標、水場などの必要な情報が書き込まれている登山に特化した地図です。「デジタルマップ」は登山地図をアプリで使えるようになっているものです。WILD FROGでは、1/16500の登山地図を使い講習を行っています。複数回参加し、登山地図が読めるようになった方は地形図による講習になりステップアップできます。最近は、アプリの地図のみで登山をしている人を見かけますが、アプリは、現在位置は分かりやすいですが、自分たちが進むべきルートを指し示すことは難しいです。また、スマホのバッテリー問題もあるので、補助的な使用にとどめ、登山する際は、紙の地図とコンパスを持っていくようにしましょう。また、これらを使えるようにしておくことがとても大切です。地図の読み方、コンパスの使い方に興味がある方は、お気軽にお問合せ下さい。
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5/20 フィールドでムカデを見つけました。ムカデは、人を襲ってこないですが、偶然の遭遇などで咬まれる事故が多いようです。ムカデは夜行性なので、日中は草むらや落ち葉の下など暗くてムシムシしている所に潜んでいます。ムカデに咬まれる事故は、靴を履いた時や服を着たときに発生していることが多いようですので、登山やキャンプ中は、脱いだ靴にタオルをのせて虫の侵入を防いだり、靴を履く際は一度逆さにして虫の侵入を確認後に履くなどを心がけましょう。リュックサックや脱いだ服なども地面に置かず、木に吊るすなどの配慮が必要です。私はタープ箔が多いので、寝袋も寝る直前まで出さないことにしています。不幸にも咬まれた場合は、できるだけ早く咬まれた個所を流水を洗い流し、出来ればポイズンリムーバーなどで毒を吸い出し、市販のステロイド外用剤を塗ると良いそうです。アナフィラキシーショックを起こすこともあるそうなので、しばらくは経過観察が必要です。ムカデとの事故はちょっとした注意点で防ぐことができるので、あまり怖がらずに登山やキャンプをたのしみましょう😉