1/31 宅地調査で縄文土器の破片が多数出土しました🧉縄文人の生活の様子などを想像しながら、出土した土器を丁寧に水洗いすると、とてもワクワクしました🤩
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毛呂山町内の遺跡などがあると予想される場所では、住宅建築前に確認調査が行われます。今回は個人のお宅の建築前の調査でした。調査は関東ローム層に当たるまで穴を掘ります。今回は手掘りで約90㎝掘りました。深さ70㎝を超えてくると土器の破片がたくさん出てきました🥳写真はその中でも一番大きなものです。土器丸ごと出土か⁉と期待しましたがこの部分だけでした。
出土したものは丁寧に水洗いし次の調査にまわします。私が取り上げたNo4の土器は土器の取っ手のようで、裏側には、本体に粘土で付けたような跡が残っていました。
土器の破片はたくさん出ていますが、写真中央の土器は、土器の破片を加工した魚を取る網の重りとして使われていたものでした。また、土器に混じり平らな石も出てきました。そのうちの一つには何かを擦ったような跡があったことから、この重りの様なものを加工するのに使った可能性も考えられます。
埼玉県毛呂山町の縄文土器は今から5500年前の頃のものが多く出土しているそうです。毛呂山町歴史民俗資料館では、無料で出土品などを見ることができるのでお気軽に行ってみてください。