強風や大雨などの影響により木が倒れることで、森は世代交代をしています🌲🌳🌲

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強風や大雨などの激しい気象状況のあとの森では、木が根こそぎ倒れていることがよくあります。これを「攪乱」(かくらん)と呼び、攪乱が起きることで木々の間に隙間ができ、光が深く差し込む場所ができます。

この隙間から差し込む日差しにより、森の下の方でゆっくり育っていた幼木が活発に成長します。森は攪乱により世代交代をしています。

森の中の日当たりの良いところで育つ「コナラ」の幼木。木には光が多く差し込まないと育たない「陽樹」と光が少なくても育つ「陰樹」があります。「コナラ」は陽樹です。森の中の攪乱場所では、陰樹の幼木が多いようです。

山道を歩く際倒木はやっかいですが、森の世代交代には欠かせないものなのです。

これからの季節、風が強い日がありますが、山道を歩く際は倒木だけでなく、枝が落ちてくることもあるので、くれぐれもご注意ください。

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